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反対咬合(受け口)

噛み合わせたとき下の前歯が上の歯より前方に出ている。

本来、上の歯がわずかに下の歯より外側にあるのが望ましいのと反対に、下の歯の方が外側に張り出している状態が、反対咬合。俗に「受け口」とも呼ばれる状態です。

遺伝的な要因のほか、上唇をかんだり、舌を突き出すといったクセによって、反対咬合となることが多いようです。

歯の生える角度によって、すなわち、上の歯が内側に、あるいは下の歯が外側に傾いて生えている状態(その両方の場合も)による歯性反対咬合と、下あごが長く伸びすぎて突き出ている骨格性反対咬合とがあります。

前者は、歯列矯正治療によって比較的容易に改善することができます。

後者の場合、あごの骨格的な問題が関係しているため、歯並びの矯正というよりも、フェイシャルマスクなどの装置を使ってあごの骨格の発達をコントロールしていくことになります。すでに骨格が固まっている成人の場合は、歯列やあごの矯正だけでは対処できず、外科的手術の併用が必要になってくるケースもあります。

反対咬合+上顎叢生で成長発育を応用した非抜歯症例
診断名:反対咬合+上顎叢生(成長発育を応用した非抜歯症例)
主訴:受け口が気になる、上の歯列のガタガタが気になる
初診時年齢:11歳5箇月
装置名:フェイシャルマスク、上顎クアッドヘリックス、マルチブラケット装置
治療期間:約3年(保定治療期間を除く)、内マルチブラケット装置による治療期間は約2年
総費用:約80万円
考えられるリスク・副作用:齲蝕、歯周疾患、顎関節異常、歯根吸収、歯肉退縮、歯髄壊死が挙げられた。
歯周疾患のみが、マルチブラケット装置による治療途中に軽度の歯肉炎として認められたが、歯のクリーニングやブラッシング指導などにより重篤な症状には至らず、マルチブラケット装置撤去後に速やかに消失した。
また、歯のクリーニングやブラッシング指導や定期的なフッ素を行っていたにも関わらず、口腔清掃不良のためと思われる齲蝕が数歯に発生したが、重篤には至らず通常の齲蝕治療により治癒した。

治療前後に関しての説明:
下の歯が上の歯よりも外側に突き出た反対咬合(受け口)を起こしている。同時に、上の歯と下の歯とで左右方向にずれが生じている顎偏位の状態も。さらに上の歯列は少しでこぼこした感じがあり、叢生になっている。

症例紹介

永久歯を抜かずに、顎の骨を拡大し、乱れた歯並びがきれいになりました。

症例紹介

1. 上の歯がわずかに外側にくる理想の咬合に
2. 上の歯に見られた叢生もきれいに解消された
3. 下の歯列のアーチ型が内側に引き締まった感じ
4. やや内側に傾いていた上の前歯がまっすぐに

症例紹介

5. 唇の見え方、口元の印象が全体的にスッキリした感じ
6. にっこりしたときに下の歯まで見えていたのが解消
7. 突き出していた顎が引っ込み、きれいなラインに
 


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